ウィル・スミス主演『幸せのちから』感想

Netflixで視聴。

高性能医療機器のセールスマンが主人公。

機器は売れず、妻には出ていかれ、何度もつまずくが、それでも立ち上がり

幸せを追求する物語。

 

正直、イマイチだった。

子供の声に耳を傾けずキャプテンアメリカを捨てて

一流企業に入社して成功したことがhappyness?

監督の見せ方が悪いのか、端折り方が邦画と違うのか、

勇気をもらったり感動することができなかった。

この手の幸せや死生観に関する感動物語は、邦画のほうが私にはあっていそう。

優劣ではなく、その国で育ったというバックグラウンドの違いが、自分の感受性への

問いかけに直結しすぎている。そんな気がする。

 

しかし、ウィル・スミスのことを有名なセレブ俳優くらいにしか

思っていなかったが、怪演であった。

余裕がないときの屑さ(キャプアメの件はそこはよかった)、子供への愛のまなざし、

入社時の喜びようなど、一人の男をモニタリングしているような自然さだった。

これからウィル・スミスの演技が楽しみ。

 

あと、関係ないけど、最近夫婦喧嘩を見たときに奥さん側に同情してしまう(笑)

ブレイキングバッドとか、この映画とか。